ペットの病気・マメ知識>猫の病気 - 五十音で探す>甲状腺機能亢進症
甲状腺機能亢進症
概要
甲状腺ホルモン(動物の体の発育や新陳代謝をうながすホルモン)の分泌異常により、ホルモンバランスが崩れてしまう病気
主な症状
動きが活発になり食欲が増す、たくさん食べているのに痩せてくる、攻撃的になる、目がぎらぎらする、毛づやがなくなる、呼吸が速い、水をよく飲む、尿の量が増える、嘔吐、下痢
原因
甲状腺の過形成や腫瘍により、甲状腺でのホルモンの生成・分泌が過剰になってしまうこと。過形成の発症原因はわかっていない。ごくまれに甲状腺がんによって発症する場合もある
主な治療法
抗甲状腺薬剤を投与する内科療法。腫大した甲状腺を切除する外科療法。放射線ヨウ素療法
予防法、注意点
早期発見・早期治療。中~高年齢の猫に気になる症状が見られたらすぐに病院へ
掛かりやすい種類
8歳以上の中~高年齢猫