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熱中症(熱痙攣・熱疲労・熱射病)
概要
急激な体温の上昇にともない、開口呼吸(口を開けて呼吸すること)や流涎(よだれを流すこと)といった症状が現れるもの。ひどい場合は呼吸困難や痙攣を引き起こし、命に関わることもある
主な症状
喘ぐ、よだれを出す、目が赤い、嘔吐、下痢、虚脱、失神、筋肉のふるえ、意識混濁、吐血、下血、血尿、ショック症状
原因
風通しの悪い場所に閉じこめられるなど。熱痙攣:脱水症状による筋肉の痙攣。熱疲労:水・塩分の両方とも不足する状態で嘔吐や痙攣が起こる。熱射病:体温が異常に高くなり調節ができない状態。最も重症
主な治療法
まず体温を下げること。涼しい場所に移動させ、冷たいタオルで全身を包む。39℃まで下がったら冷やすのをやめる。体温と血圧に異常があり続ける場合は点滴なども
予防法、注意点
室内の風通しや室温に気をつけ、ドアを閉め切らないようにする。クールマットなどをしく
掛かりやすい種類
短頭種、肥満猫、子猫、老猫。アメリカンショートヘアー、スコティッシュフォールド、チンチラ、ノルウェージャンフォレストキャット、バーマン、ヒマラヤン、ペルシャ、メインクーン、ラグドール