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僧帽弁閉鎖不全症(僧帽弁逆流症)
概要
老犬期の小型犬に多くみられる心臓病で、犬の心臓病の約3分の2を占めている。進行すると肺水腫を引き起こし、呼吸困難となる
主な症状
元気がない・疲れやすい、咳をする、息が荒い(呼吸が苦しそう)
原因
僧帽弁(心臓で血液の逆流を防ぐ働きをする弁)の「粘液腫様変性」と呼ばれる変化によって僧帽弁が肥厚し、弁がしっかり閉じなくなることによる
主な治療法
症状の緩和と病態の進行を抑える内科的な治療が主体。食事療法や体重管理、運動制限、血管拡張剤などの投薬
予防法、注意点
早期発見・早期治療。かかりやすい犬種を飼っている場合は、動物病院で定期検診を
掛かりやすい種類
キャバリアキングチャールズスパニエル、シーズー、マルチーズ、ヨークシャーテリア