脂漏症
概要
遺伝性または、全身の皮脂腺による皮脂異常。脂漏の状態によって、乾性と湿性に分類される
主な症状
フケが多い(乾性)、体臭がひどい、毛が抜ける、皮膚がベタベタする(湿性)
原因
遺伝性の場合は常染色体の劣性遺伝。アレルギーや寄生虫の感染、ホルモン分泌の異常などにより、皮膚(表皮)の新陳代謝が極端に速まり、角化の異常が生じること
主な治療法
シャンプー療法と食事療法。患部周囲の毛を刈り、薬用シャンプーで洗い、抗生物質の軟膏を塗る。症状がひどい場合は抗生物質の飲み薬も同時に投与
予防法、注意点
抗脂漏シャンプーを使うようにする。脂漏症の犬は肥満が多いので飼い主が食餌の栄養バランスに注意し、規則正しい生活をさせる
掛かりやすい種類
パグ、ブルドッグ、シーズー、ビーグル、ウエストハイランドホワイトテリア、バセットハウンド、ジャーマンシェパード、コッカースパニエル