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クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)
概要
副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されることで、さまざまな症状が引き起こされる病気
主な症状
顔が満月のように丸くなる、皮膚が赤くなる、胴体が太くなる、首のつけねのあたりに脂肪がたまり水牛のように出っぱる、血圧が高くなる
原因
脳下垂体の過形成や腫瘍、副腎皮質にできた腫瘍によって、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されること。医原性のものはステロイド剤の副作用
主な治療法
薬物治療。腫瘍によっては外科手術や放射線治療も
予防法、注意点
早期発見・早期治療。食事管理(多飲多尿の傾向により脱水症状を起こしやすいので、新鮮な水を十分に与える。代謝の変化により筋肉の消耗が激しくなるので、低脂肪で適度なたんぱく質が入っている食餌を与える)
掛かりやすい種類
ダックスフンド、プードル、ポメラニアン、ボストンテリア、ボクサー、ジャックラッセルテリア、ビーグル、ヨークシャーテリア