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股関節形成不全(股関節形成異常)
概要
股関節が正常に形成されていないことや変形することにより、歩き方などに異変が起こる状態
主な症状
元気がない・疲れやすい、座り方がおかしい、歩き方がおかしい、腰を振って歩く、足をかばう・引きずる、足を痛がる
原因
おもに遺伝的要因。肥満や激しい運動といった環境的要因
主な治療法
若齢で症状が軽い場合は、運動や食事の管理を行い、投薬で痛み(疼痛)を緩和し、関節炎の進行を抑える。症状が重い場合は外科手術。手術は犬の年齢、体の大きさ、症状などに合わせた方法がある
予防法、注意点
子犬期からの食事管理。栄養の与えすぎに注意して肥満を防ぐ。激しい運動もなるべく避ける。新しく子犬を迎える前には、親犬に股関節異常が見られないか確認する
掛かりやすい種類
グレートピレニーズ、ゴールデン・レトリーバー、シベリアンハスキー、ジャーマンシェパードドッグ、セントバーナード、ミニチュアダックス、ニューファンドランド、バーニーズマウンテン、ラブラドールレトリーバー、ロットワイラー、シェットランドシープドッグ、コリー