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進行性網膜萎縮
概要
網膜が正常に働かなくなる遺伝性の病気。初期は夜に目が見えづらくなり、次第に日中でも見えなくなり、やがて失明する。初期のうちは外見上、正常な目と見分けがつかない。二次的に白内障を併発することがある
主な症状
視力が低下する(暗い場所で目が見えづらい)、物につまずく、(目が悪いために)動作がぎこちない
原因
網膜にある光を受容する部分に異常が生じることで網膜が徐々に萎縮し、最終的に失明に至る。遺伝性
主な治療法
確かな治療法はない。痛みをともなわず、数ヶ月から数年の間に徐々に進行するため、目が見えない状況に適応しやすいため、不安やストレスの少ない日常生活が送れるよう、飼い主が生活面で気をつける
予防法、注意点
物にぶつかったりしないよう、家具などの配置を固定し、邪魔な物を置かないようにするなど。遺伝的に問題のある犬種は繁殖を避ける
掛かりやすい種類
アメリカンコッカースパニエル、ウェルシュコーギーペンブローク、ゴールデンレトリーバー、シベリアンハスキー、シーズー、ミニチュアダックス、ビーグル、トイプードル、ミニチュアプードル、ミディアムプードル、スタンダードプードル、ポメラニアン、ラブラドールレトリーバー、アイリッシュセッター、コリー、シェットランドシープドッグ