ペットの病気・マメ知識＞犬の病気 - 原因から探す＞先天性

先天性

• 三尖弁閉鎖不全症

  三尖弁の接合不全による収縮期の心臓での僧帽弁の異常。Ebstein病、心房中隔欠損症などの先天的なもの、リウマチ性、肺高血圧症などの後天的なものがある。老年期に後天的に発生、犬の心臓病では統計上多い

• 膝蓋骨脱臼

  後肢の膝蓋骨（ひざのお皿）が、正常な位置から内外へはずれてしまう（脱臼する）状態。進行によって４段階のグレードに分けられる

• 心房中隔欠損症

  先天的に心房中隔（右心房と左心房の間の壁）に穴があいて左心房と右心房がつながってしまう心臓病。フィラリアに感染すると、重い動脈塞栓を起こすことがある

• 膵炎（膵臓炎）

  膵臓が自ら作り出す膵液によって消化されて、炎症を起こす病気。「急性膵炎」「慢性膵炎」。中年齢以上の雌犬での発症が多い

• 膵外分泌不全

  消化不良で栄養不足の状態

• 水頭症

  頭の中（脳）に水がたまっている状態―脳内の液体成分（脳脊髄液）が過剰に貯留し、脳室が異常に拡張した状態のこと

• 眼瞼外反症

  瞼（眼瞼）が外側にめくれて結膜表面の赤い粘膜の一部が露出した状態。これによって、角膜炎や結膜炎を起こす。軽度のものは高齢犬では一般的